帝人はヘルスケア領域の事業拡大に向け、東京都日野市にある複合事業所の敷地内に新たな研究開発拠点を開設する。化学合成による医薬品や健康増進に役立つ食品成分の研究環境を充実させ、競争力の高い治療薬や素材の開発につなげる。投資額は約16億円となり、将来の成長を見据えた技術基盤の底上げを図る狙いだ。帝人は2月に発表した3カ年の中期経営計画で、ヘルスケア強化の姿勢を鮮明にしている。主力薬の特許切れを控えるなか、外部の知見も積極的に取り入れて新たな気づきや革新の種を生み出す。続きは本紙で

東京都日野市に新設した「ヘルスケア化学研究棟」

食品素材の展開にも力を入れていく(食物繊維が豊富な機能性大麦「バーリーマックス」)

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