「素材とデジタルの融合で、未来の社会を支える会社に」-。帝人はマテリアル事業で、エッジコンピューティングを活用したプラットフォームビジネスの確立に乗り出す。不揮発性メモリー開発ベンチャーのフローディア(東京都小平市)への出資を機に、AI(人工知能)チップの共同開発を開始した。2025年には低速電気自動車(LS-EV)への適用を目指すほか、30年近傍には水素パイプラインのガス漏れ検出用途などとしての実用化を見据える。自動運転などリアルタイムな情報収集に不可欠とされるエッジコンピューティング。この手法の、いわば頭脳といえるAI関連技術を確立することで、知的財産(IP)のライセンス提供なども視野に入れる。マテリアルの事業領域内で新たに“無形資産”のビジネスモデルを創出する考えだ。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る