帝人は、炭素繊維事業でコーティング技術を駆使した新用途の開拓に拍車をかける。以前からニッケルコーティングによる電磁波シールド向けの製品展開を行ってきたが、次世代通信技術である第5世代通信(5G)時代やその後に控えるポスト5G時代にはこの用途向けの要求が強まるとみて、市場ニーズに見合った複合材料としての開発を進める。合わせて「ニッケルには、ウイルスを減らす作用を持つ可能性がある」(小山俊也取締役常務執行役員マテリアル事業統括)として、“減ウイルス”の技術を炭素繊維やアラミド繊維に適用して新たな市場創出を目指す。続きはこちら

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