帝人は、軽量複合材料部品の生産・販売を手がけるイナパル・プラスティコ(本社・ポルトガル・ポルト県)が、生産性、外観性、寸法・品質安定性に優れるCF-RTM(炭素繊維-レジントランスファーモールディング)の成形設備を新設した。今月から稼働を開始する。導入したのは、セトゥーバル県のパルメラ工場。帝人グループではコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(CSP)の仏研究開発拠点においてラボレベルで開発を進めていたが、量産規模としての設備導入は初めて。すでに欧米の量産車への採用を決めており、自動車部材への展開の幅を大きく広げることになる。投資額は6億8000万円。続きは本紙で

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