帝人は、複合成形材料事業の競争力強化へ製造プロセスの自動化を推し進める。製品のばらつきを低減し品質を向上させるとともに、生産効率やコスト効率を高めることで従業員をより複雑な業務へシフトさせることを目指すもので、2020年に主力子会社であるコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(CSP)の工場で初の完全自動化工程を確立した。24年末までにグローバルの全成形工程の半分以上を自動化ラインとする計画。世界的に要求の高まる環境対応への取り組みも進めており、主力製品であるSMC(シートモールディングコンパウンド)のクローズドループリサイクルにも基礎的な技術開発にめどをつけ、今後の実用化への道筋を探っていく。続きは本紙で

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