帝人フロンティアは、特殊繊維担体、脱水助剤、膜関連部材・装置の3本柱で水処理関連事業を拡大する。主力の特殊繊維担体では、機能を生かした多段式生物処理装置(MSABP)と災害対応ユニット型下水処理装置の迅速な事業化を図る。市場拡大が見込める東南アジアでの展開も視野に入れる。また、汚泥の重量を20%削減できるポリエステル短繊維の脱水助剤を10月に国内で、年内に中国で上市予定。逆浸透(RO)膜などの膜関連はこれまでの基材の展開に加え、装置(ユニット)の販売も開始した。消耗品の取り扱いによる収益の安定化や、トータルソリューションの提案により事業を拡大。現状、年間売上高数億円の同事業を早期に数十億円規模に引き上げる方針。続きは本紙で

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