平泉洋行は、主力のエラストマー部門で難燃剤の提案を積極化する。硬質ウレタン系断熱材向けに利用されるリン系製品で、独メーカー品のトリス(クロロプロピル)ホスフェート(TCPP)の提案を積極化する。昨年9月に投入した汎用タイプで、価格競争力に優れる強みを生かして拡販する。国内では安価な中国品が圧倒的なシェアを誇っていたが、中国品へのアンチダンピングなどの市場環境を背景に、代替需要を見込んでいる。欧州での採用実績も訴求し販売増へつなげ、主力部門の収益力強化へつなげる。続きは本紙で

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