広栄化学工業は2年後の新マルチプラント竣工を見据え、新規受託合成品の仕込みを急ぐ。医薬中間体や一部電子材料などの受託品の生産は好調で、千葉工場(千葉県袖ヶ浦市)の既存のマルチプラント3棟は高稼働が続いている。その利益率は新型コロナウイルスの影響を受けた汎用品の落ち込みを業績面でカバーする力強さをみせている。同社は世界情勢が不透明ななか、成長分野の新規合成品の受注拡大に向け研究開発を加速し、4棟目となるマルチプラントの垂直立ち上げを狙う。続きは本紙で

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