加藤勝信厚生労働相は15日、同日の閣議で決めた第2次補正予算の予備費1・6兆円のうち、1・2兆円を新型コロナウイルス対策にともなう医療機関の経営安定化に振り向けると明らかにした。このほか、コロナワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAXファシリティー」参加の拠出金として172億円、ワクチン接種を円滑に実施するための地方自治体の体制整備や供給流通に必要な経費として776億円を計上。民間の検査機関や地方衛生研究所の検査機器導入に向けても、43億円を計上する。

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