東洋合成工業の創業者で名誉会長である木村正輝氏の「お別れの会」が20日、都内のホテルニューオータニ東京でしめやかに執り行われた。各界から多くの参列者が集い、故人をしのんだ。

 木村氏は1954年(昭和29年)に日本アセチレン化学工業(現・東洋合成工業)を設立。半導体の感光材に力を入れ、同社を業界トップに押し上げた。また化学品のロジスティックも手がけ、化学品のロジスティック・ターミナルを展開する唯一の化学メーカーを築いた。2012年に会長に就き、17年に相談役名誉会長に就任。20年9月29日に死去、享年90。

 なお、淡路会場(グランドニッコー淡路)では5月19日にお別れの会を執り行う。

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