米ジェネンテックは23日、中外製薬が創製した抗体医薬「アクテムラ」を用いた新型コロナウイルス感染症に対する米国での臨床試験について、米国食品医薬品局(FDA)の実施許可を取得したと発表した。米国の政府系機関と協力して行う。また同剤1万本を国家備蓄として寄付する。
ジェネンテックの親会社、スイス・ロシュが先週、アクテムラの新型コロナに対する臨床試験(COVACTA試験)の計画を発表していた。試験は米国保健福祉省の米国生物医学先端研究開発局(BARDA)と協力して行う。4月初めにも症例登録を始め、目標症例数は約330例。米国外でも行う予定だが、日本も参加するかは未定。
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