第一三共は新型コロナウイルスの遺伝子ワクチンの開発に参画していると発表した。東京大学医科学研究所の河岡義裕教授が研究代表者を務める日本医療研究開発機構(AMED)支援のプロジェクト。同社が見いだした、脂質ナノ粒子による核酸送達技術を用い、従来のワクチン技術と比較してより適切な免疫応答を誘導することを確認しているという。安全かつ予防効果の高いワクチンの実用化を目指す。

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