バナジウム製品や電池材料などを手掛ける新興化学工業(大阪市)は24日、泉谷英史常務取締役が社長に就任したと発表した。西田和彦社長は取締役に就いた。同日開催の株主総会後の取締役会で決議した。若返りを図り、さらなる成長を追求する。泉谷氏は社長就任当たり、「営業経験を生かし、『フットワークはネットワーク』をモットーに、産業廃棄物の原料から製造する高付加価値製品を日本、そして世界で販売し、シェアを拡大していく」と抱負を述べた。

 〔泉谷 英史氏=いずたに・えいし〕89年(平成元年)4月商社入社。05年1月新興化学工業入社。18年12月取締役営業部部長、19年12月常務取締役。大阪府出身、55歳。

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