大豊工業グループの日本ガスケットは、再生炭素繊維(CF)を用いて自動車部材を製造する技術を開発した。原料を抄造法でシート化し、打ち抜いて積層する工程を一括で行うことで、製造プロセスを簡略化できる。カーボンファイバーリサイクル工業との共同開発の成果。まずはエンジン用プロテクターを試作した。炭素繊維強化プラスチック(CFRP)とすることで、鉄製のプロテクターと同等の強度を70%軽量化して実現しており、鉄に比べしなることから、衝撃を受けた際の周辺部品へのダメージ軽減効果も図れる。2022年ごろの採用を目指して、さらなる開発および提案活動を進める。続きは本紙で

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