日本タルクは、アグリバイオ事業に本格進出する。農業・食品産業技術総合研究機構が知財化した非病原性ロセリニア・ネカトリクス菌の資材化に成功、土壌中の有用菌増殖に資することを確認した。化学合成農薬や温水処理によって減少した有用菌の生育を助けるコンセプトは世界初という。土壌改良剤として製品化し、年内には苫小牧工場(北海道苫小牧市)に生産体制を整備するほか、九州の生産委託先でも製造する計画。有用菌自体を圃場に導入する従来型の微生物活用資材では困難とされる果樹向けに展開し、拡販を進める。続きは本紙で

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