日本ペイントホールディングス(HD)は塗料事業拡大に向け、水面下でM&A(合併・買収)戦略を練り続けている。同社が成長ドライバーに据える世界の建築内外装塗料(汎用塗料)市場は、大手による中小メーカーの買収工作の舞台。米PPGインダストリーズ、蘭アクゾノーベルコーティングが買収を仕掛けているフィンランドメーカーを一時は日ぺHDもリストアップするなど、塗料メジャーによる争奪戦は収まる気配がない。同社はEPS(1株利益)向上を必須基準に、引き続き規模拡大を狙う構えだ。続きは本紙で

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