日本ユピカによる新製品の市場開拓が加速している。難燃系樹脂シリーズは、台湾の特急列車や日本の新幹線に採用。植物由来成分を含む樹脂シリーズでも服飾品関連の出荷を開始したほか、来期にはHAA(β-ヒドロキシアルキルアミド)硬化型粉体塗料向けの採用も期待する。炭素繊維強化プラスチック(CFRP)関連では、新たに付加価値タイプのマトリックス樹脂「CBZ」を用いたSMC(シートモールディングコンパウンド)も開発。現在、含浸性に優れる新製法を盛り込んだ少量生産設備の導入に向け詳細設計中。来年度上期中には稼働させてサンプル出荷を本格化し、用途開拓の勢いに弾みをつける。続きは本紙で

バイオマップを使ったボタン

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る