日本ユピカは、単層カーボンナノチューブ(SWCNT)を配合した炭素繊維強化プラスチック(CFRP)用マトリックス樹脂を提案する。SWCNTを樹脂中に配合することで、衝撃強度の向上や表面抵抗値の低下、層間剪断強さなどの機械物性向上が見込める。配合比率をごくわずかに抑えても効果が上がることから、材料単価の上昇も小幅に抑制できる。まずは、耐衝撃性を生かしてFRP型の長寿命化効果を売り込むとともに、静電気対策など多様な用途展開を探る。続きは本紙で

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