日本化薬はアグロ事業を強化する。土壌くん蒸剤の主要剤の一つである「テロン」「旭D-D」(一般名・1,3-ジクロロプロペン)を、来年1月からテレオス・アグ・ソリューションズ日本法人(東京都港区)と共同販売する。日本化薬のアグロ事業はもう一つの主要な土壌くん蒸剤であるクロルピクリン(一般名)や、土壌処理剤としても使用するダイアジノン(同)などの製品ラインアップを持ち、土壌分野で高いプレゼンスを有する。今後、これら既存製品と1,3-ジクロロプロペンの販売シナジーを追求することで事業拡大を目指す。2025年度にアグロ事業の売上高を現状(19年度)の68億円から100億円に引き上げる方針だ。続きは本紙で

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