日本無線は、通信の5G(第5世代通信)シフトが進むなか「無線のプロ」として、プラットフォーム(PF)となる無線通信システムをベースに新規ビジネス育成を進めている。今後の戦略について小洗健社長に聞いた。

◇…社長就任後の1年を振り返って。

 「2020年度は、前半の世界的なロックダウンでマリンシステムが影響を受け、かなり落ち込んだ。造船はもともと構造不況であり、以前の状況に戻るには時間がかかる。一方、ソリューションビジネスで比率の高い防災は継続的な投資が必要で、底堅い需要がある。売り上げ目標は1割減で未達だが営業黒字を確保し、最低限の水準はクリアした。21年度は新たなチャレンジに積極的に取り組みたい」

◇…重点施策についてはいかがですか。続きは本紙で

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