日本特殊陶業は、リチウムイオンキャパシター(LiC)のアプリケーション創出に力を入れる。研究開発を進めるなか、目標値であるパワー密度23キロワット/リットル、エネルギー密度24ワット時/リットル、動作温度範囲マイナス55度C~プラス85度Cの達成を射程にとらえた。高容量・高出力の両立、幅広い動作可能温度という強みを生かし、自動運転車や医療機器のバックアップ電源、バッテリー代替などのアプリケーションを想定する。同社で開発中の固体電池との併用も視野に入れる。バッテリーの劣化抑制を実現することで、アプリケーションの拡大につなげる。続きは本紙で

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