日本精工は、新たに電動車(EV)駆動モーター用高速回転玉軸受を開発した。独自開発のグリースを採用するとともに、樹脂製保持器を材料から見直すことで140万dmN*(内径35ミリメートルの軸受で30000rpm)の高速回転を実現。グリース潤滑軸受として世界一の高速対応を可能とした。回転数を高めることで駆動モーターのパワーを引き出すためのローター径を小さくできることから、モーターの小型・軽量化による燃費・電費の向上や航続距離延長、広い車内空間の実現に貢献する。同社では駆動モーターの小型化ニーズを背景に2030年に売上高100億円を目指す。続きは本紙で

保持器には新開発の樹脂を採用

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