日本複合材料(横浜市)は、高精度かつボイドレスなフィラメントワインディング(FW)成形により、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の用途開拓に乗り出す。日本原燃グループとして1980年代から手掛けてきた高度なFW技術を訴求。高速回転体をはじめとした高水準の寸法精度が求められる用途への展開を目指す。厚肉成形も可能で、一般的にFW成形で想定される用途以外の市場も探索。「海外を見渡しても当社と同等の成形技術を保有する企業は多くない。単なる軽量化にとどまらない付加価値を提供できる用途を見いだし、2024年度以降の展開につなげる」(鈴木靖俊社長)ことを目指す。

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