◇…新型コロナ禍の事業への影響は。

 「昨年2月に最初は欧州、3月に入り米国でも影響が現れ、今期は中期経営計画の最終年度だったが、苦渋の決断で通期業績予想を下方修正した。2020年4~6月期を底に徐々に回復するとの見立てで予算を組んだが、ほぼ想定通りで来ている」

 「米国では製造、物流など全分野でのコスト改善活動に取り組み、価格改定の効果もあって業績が想定以上に上向き、昨年後半の段階で前年を上回る水準に戻した。欧州も経済は回復基調にあり、コスト改善活動などの自助努力もあって12月の月次実績が前年を上回った。とはいえ新型コロナの状況は読み切れず、次期中計はスタートを1年遅らせて、22年4月から4カ年の計画にすることを決めた」

 ◇…次期中計のポイントはいかがでしょう。続きは本紙で

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