日清紡ホールディングスが、社会問題化するマスク不足の解消対策に乗り出した。自社素材や縫製技術などを融合し、形態安定型のマスクを開発した。シャツ生地や不織布、エラストマーなどを組み合わせ、オーダーシャツの縫製拠点で製造を行う。自社グループのシャツ販売員が着用するマスクとして順次店舗に導入していく。また、米国を中心にマスク部材として提供するエラストマーは、マスクメーカーの要望に応じ、フル稼働体制で部材の安定供給を図る。マスク製品や部材の提供を通じ、新型コロナウイルス対策を支援する考えだ。続きは本紙で

実際のシャツ生地を使用しているため、さまざまな色柄のマスクを製造できる

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