日清紡ケミカルは、生分解性樹脂や水性塗料などの耐久性を高める機能化学品「カルボジライト」をテコ入れする。顧客からの開発要請が増加するなか、これまでの全方位戦略を改め、重点ターゲット領域を定めてリソースを集中させる。これに対応して戦略製品として新規2製品を投入。従来品より性能を高めるとともに顧客に魅力ある価格帯を設定した水性架橋剤および粉状改質剤として提案する方針で、先行する水性架橋剤では顧客から極めて高い評価を得ているという。海洋生分解性を高める添加剤の開発も進展しており、年内の上市を見込む。カルボジライトとの併用により、生分解性をコントロールできるものとして大型商材への育成を期待する。続きは本紙で

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