日産化学は、多分岐高級アルコール・脂肪酸「ファインオキソコール」の新規誘導品を開発した。官能基を2つ持たせた誘導品で、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド向け樹脂原料としてアジピン酸やセバシン酸などの直鎖二塩基酸の代わりに使用できる。新規誘導品を樹脂原料として用いることで重合したポリマーに多分岐製品が有する低誘電特性、撥水性、結晶性低下などの優れた特徴を付加できると期待されている。とくに5G(第5世代通信)対応の低誘電樹脂原料などへの用途展開を目指す。続きは本紙で

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