天然調味料などの食品事業を展開する日研フード(静岡県袋井市)は、静岡県産の青みかんから抽出した機能性食品素材を化粧品原料向けに用途拡大する。亜臨界水抽出技術と呼ぶ独自製法により、ヘスペリジンを高濃度に含むエキスを製造。血流改善や抗アレルギーが期待できる食品素材として展開してきたが、化粧品用途でもキメやたるみ改善効果などの試験結果が得られたことから市場開拓に乗り出す。食品向けでも機能性表示食品への対応を強化するなど科学的根拠となるエビデンスを充実させて、販売の底上げに弾みをつける。続きは本紙で

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