日本製鉄は京都大学や信州大学、高輝度光科学研究センターなどとゲート型吸着剤を活用したCO2の高効率分離システムを開発した。同吸着剤の吸熱的に構造変形することでCO2を取り込む際の熱発生を抑える特性に着目し、従来型吸着剤と組み合わせることで吸着塔体積を69%縮小できることを見い出した。これにより、吸着剤使用量の削減および省エネ化が可能となる。すでにエタンやプロピレンなどさまざまな分子を選択的に吸着するゲート型吸着剤が開発されており、研究成果の応用により石油化学工業の効率化が期待される。続きはこちら

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