旭化成は合成ゴム事業の主力の溶液重合スチレンブタジエンゴム(S-SBR)について「原材料」と「機能」の両面から競争力向上を追求する。24日にはシェルからバイオマスや廃プラスチック由来のブタジエンの供給を受けることで合意したと発表。タイヤメーカーの温室効果ガス(GHG)削減ニーズの高まりを先取りし、来年前半にも環境配慮型のS-SBRを市場投入する。廃プラ由来品は世界でも初という。機能面では転がり抵抗や耐摩耗性を高めた「第6世代」を発売した。2030年までにサステナブル品と第6世代含む次世代品の売上高を全体の50%超に引き上げたい考え。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る