旭化成は、医薬品を体内に効率的に運ぶ「ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)」の新規基剤の事業化に向け開発を加速する。ヒアルロン酸にコレステロールを修飾した製品で、たんぱく質医薬などの徐放化用と難溶性薬物の可溶化用に、乳化機能を持つ粒子表面用を加え、3グレードに拡充した。さらに長期徐放化型などの開発を推進し、幅広いラインアップで需要家のニーズを捉え商業化につなげる。生産面も治験向けなどへの供給体制整備を進めている。将来の医薬品添加剤ビジネスの収益の柱に育成する。続きは本紙で

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