明和海運は自社保有する内航ケミカルタンカー全6隻に、産業用スプレーノズル国内最大手のいけうち(大阪市西区)が提供する屋外冷房装置「涼霧システム」を導入する。ノズルから微細な霧を発生することにより周辺温度を3~5度C下げることができるもので、夏場の荷役作業などにおける熱中症対策に有効とされる。すでに5隻に設置ずみで、残る1隻についても月内に工事を完了する計画。同社は安全・安定輸送への取り組みを徹底しながら、労働安全環境の改善に力を入れることにより、内航海運業界にとっての積年の課題となる船員の安定確保をつなげていく。続きは本紙で

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