昭和電工は、半導体製造用高純度ガスの地産地消体制に磨きをかける。足元でフル稼働に近い状態が継続、当面旺盛な需要が続くとみて主要需要地に投資を進める。マザー工場の川崎事業所では製造力を強化し、複数品目で1~2割の生産力強化を図る。台湾・韓国への次期投資も今期中に一部決定。中国では電子産業が集積する長江デルタ地帯を軸に華中、華北への投資を進め、2025年をめどに華南地域も見据えた広域への供給体制を構築する。米国の半導体内製強化もビジネス拡大の機会とし、今年度は過去最高の売上高を目指すとともに、長期的な継続成長に向けて基盤強化を進めていく。続きは本紙で

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