月島機械は、下水汚泥処理で発生する消化ガス(メタンガス)を利用した、消化ガス発電事業を加速する。自治体が運営する下水処理場内に、自らの投資で発電設備を建設、自治体がこれまで有償で処分していた消化ガスを引き取って発電。再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を活用して売電、電力会社から収入を得る民設民営方式の事業。自治体は新たな収入源が確保でき、企業側は長期に安定して売電収入が得られるため、関心を持つ自治体が増加している。3月には山形県酒田市と同事業で契約を締結したほか、4月から高知県、大分県中津市の2カ所で発電事業を開始した。今後も下水汚泥処理の強みを生かして受注拡大を図る。続きは本紙で

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