朝日ラバーは、立体伸縮性に優れ、高耐久性および抵抗特性を有するゴム複合配線を開発した。開発品は、導電フィルムの表裏をシリコーンゴムで封止することで耐久性および表面絶縁性を確保するとともに”切り紙”形状に加工することで立体的な構造変化と伸縮による測定誤差の低減を実現した。伸縮耐久性試験では80%・100万回伸縮で抵抗値変化なし、100%・70万回で抵抗値10%の変化を確認している。同社ではウエアラブルデバイスのほか、ロボットや介護などの配線を視野に「サンプルワークを進め早期の製品化を目指す」(渡邊陽一郎社長)考え。続きは本紙で

「切り紙」構造の導電フィルムをゴムで封止

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