本州化学工業はクレゾール誘導品の生産能力を拡充する。家畜飼料用ビタミンE原料であるトリメチルフェノール(TMP)は今期から大型の設備更新に着手。新規設備導入に加え、既存設備を一定期間使用し続けることで増産につなげる。新規設備の投資額は20億円規模で、2022年度の稼働を計画している。そのほかにも合成メントール用などで需要が伸びているメタクレゾールも能力増強を検討中だ。TOB(株式公開買い付け)成立後に同社株式51%を保有する三井化学とともに原料から誘導品までのバリューチェーンを太くすることで事業拡大を目指す。続きは本紙で

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