◇…2020年は新型コロナで産業界が混乱した年となりましたが、通期で見ると業績は盛り返す予想です。

 「第1四半期(4~6月)は赤字だったが、7月以降少しずつ需要が戻ってきて、とくに年末にかけて塩ビとウレタンの価格が急上昇した。本来の中計には届かないが、まずまずの数字にはなってきた。全体的に数量が相当落ちて、化学企業全般を見ても上期の売り上げは2割ぐらい減っている。当社もご多分に漏れず当てはまるが、下期は上期よりは相当回復しそうだ。ただ、塩ビとウレタンは、中国の旧正月明けには需要のバランスがとれてきて、少し値戻しする格好になると思う」

 ◇…新型コロナの影響が大きかった事業は。続きは本紙で

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