東レは、欧米市場でアブレーション(心筋焼灼)カテーテル「サタケ・ホットバルーンカテーテル」“2020年モデル”の拡販を狙う。同モデルは、不整脈の一種である心房細動(AF)の治療に使用する。安全性、有効性、操作性を改善したモデルを開発中だ。同モデルで21年度にも欧州連合(EU)域内での販売に必要な安全基準認証「CEマーク」を取得。その後、1年程度で欧州での上市にこぎ着ける方針。米国でも治験準備中で、迅速な投入を目指す。東レによると、19年のAF治療にかかる医療機器の世界市場3300億円のうち、欧米は2500億円。高齢化などにより22年には世界で4000億円まで伸長するとみており、比重の高い欧米で浸透を図る構え。続きはこちら

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