東レは15日、オールカーボンの二酸化炭素(CO2)分離膜を開発したと発表した。中空糸状の多孔質炭素繊維を支持体とし、同表面に薄い炭素膜の分離機能層を形成した。従来の無機系CO2分離膜モジュールと比べ、同一体積で最大5倍のCO2透過量を実現するという。今後、産学での連携を強化しながら、天然ガスやバイオガスの精製用などとして2025年近傍での実用化を目指す。35年ごろには100億円規模の事業へと育成を図る考えだ。続きは本紙で

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