東レのポリフェニレンサルファイド(PPS)フィルムが、早ければ2022年度内にもフレキシブルプリント基板(FPC)向け部材として実用化されそうだ。耐熱性と反りの問題を克服したことで、銅箔と積層させたフレキシブル銅張積層板(FCCL)化に成功した。PPSフィルムのFCCL化は東レが数十年にわたり研究を続けてきた開発テーマの一つ。同社が研究・開発の方針として掲げる「超継続」がFCCL化に結び付いた格好だ。24~25年度には同用途向けで一定数量の出荷を見込んでいる。続きは本紙で

東レが製造する世界唯一のポリフェニレンサルファイドフィルム「トレリナ」

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る