東レの2021年4~9月期決算は増収大幅増益となった。中国経済の回復に加えて、新型コロナによる落ち込みからの反動、欧米でのワクチン接種を背景とした行動制限の緩和などが後押しした。一方で、下期以降は半導体不足にともなう自動車の減産などの懸念材料もあり、先行き不透明感が増す。9日開催の決算説明会で「繊維、樹脂、フィルムの各事業で半導体不足の影響が少なくとも下期も続き、中国の電力不足の影響も下期に受ける」(阿部晃一副社長)と述べた。続きは本紙で

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