時代の要請に合致し、長期視点を重視した“創造的基礎研究”を継続する東レ。その姿勢を内外に示すため、新たな研究拠点を節目ごとに整備してきた。創立75周年であった2003年には、ナノとバイオの融合研究拠点「先端融合研究所」(神奈川県鎌倉市)を設置。その成果であるモノクローナル抗体製剤「TRK-950」は、固形がんを対象とした臨床試験を欧米で実施中だ。そして、90周年にあたる19年12月、滋賀事業場(滋賀県大津市)の中央研究所の建屋を刷新して、設置したのが機能材料研究のヘッドクォーター「未来創造研究センター」。同社のグローバル研究の牽引役として期待される。続きは本紙で

90周年の昨年12月、滋賀事業場の中央研究所の建屋を刷新した

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