東京化成工業は、高い安定性を特徴とするペロブスカイト太陽電池向けホール(正孔)輸送材料の販売を開始した。京都大学の若宮淳志教授と共同開発した有機系の材料で、キャリア輸送特性の向上のために用いる添加剤が不要なことから耐久性が向上、ぺロブスカイト太陽電池の安定化に寄与する。化合物の構造などから同用途の従来材料より安価という。1グラム、5グラム、25グラムの試薬として販売。深谷工場(埼玉県深谷市)で生産体制を整えており、キログラム単位での注文にも対応していく。続きは本紙で
三井化学、炭素繊維強化PP事業化 25年度...
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