大塚化学子会社の総合フィルム加工メーカー、東山フイルム(名古屋市、西岡洋一社長)は車載材料分野を強化する。瑞浪工場(岐阜県瑞浪市)内に顧客への技術支援拠点である加工開発棟を新設、7月から本格稼働させる。投資額は設備も含めて約5億円。加工開発棟では最終顧客であるティア1メーカーや自動車メーカー(OEM)が必要とするフィルムを含めた部品の加工プロセスを技術開発し、試作モデルやサンプル品を作成する。ティア1メーカーなどの部品開発を支援することで顧客ニーズを先取りし、事業成長につなげる考え。2023年度に車載材料事業の売り上げを20年度比3倍に引き上げる計画だ。続きはこちら

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