東洋インキSCホールディングス(HD)は車載リチウムイオン2次電池(LiB)用導電助剤事業で新たに負極材用のカーボンナノチューブ(CNT)分散体の開発に注力する。高容量化を求めて採用拡大が見込まれるシリコン系の負極活物質などに対応し、助剤では導電性の高いCNTの利用を確実視。正極材用からの溶媒変更などを経た次世代分散体を数年内に製品化したい考え。一方で正極材用は来年度にかけて世界4極での供給体制を確立し、順次増強に着手。2026年度目標とする同事業の売上高200億円の達成が見えてきたなかで、さらなる上積みを目指す。続きは本紙で
荒川化学、製紙用薬品世界展開 環境性能を訴...
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