東洋炭素とエヌ・イーケムキャットが共同開発した燃料電池(FC)向け次世代電極触媒「MH-18-PT50」の試薬販売が好調だ。MH-18-PT50は、東洋炭素のFC用触媒担体向け「クノーベル」に白金を担持したもので、現在、MEA(電極接合体)メーカーや電池メーカーなど20社程度で検証が進む。ノウハウが必要になる担持工程を短縮できることから、開発へのスムーズな導入に加え確実な性能評価が得られることからリピート受注につながっている。東洋炭素では、クノーベルの販売と並行して、MH-18-PT50の試薬ビジネスの拡大にも取り組む。続きは本紙で

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