東洋紡は、エンジニアリングプラスチック事業で自動車向けの提案に拍車をかける。得意とするコンパウンド技術や成形技術を駆使し、グループ一丸で次世代車向けの材料開発を加速する方針。ポリアミド(PA)によるらせん形状の電気自動車(EV)用水冷パイプや樹脂メッキによる電磁波シールドを開発するなど、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)化に適した材料・部品提案に注力する。現状で20%程度の自動車向け売上高比率を2040年までには50%にまで高める考えだ。続きは本紙で

らせん形状の水冷パイプは冷却装置全体の能力向上に貢献

バッテリー周りは剛性や難燃性などシステムの特性に適した樹脂を提供

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