東洋紡は重点分野に位置づけるライフサイエンス部門の売上高を長期的に1000億円に引き上げる方針だ。現状の400億円強から2・5倍に増やす。1日に就任した竹内郁夫社長が化学工業日報の取材で明らかにした。安全性に優れる中空糸膜はダイアライザー(人工腎臓)向けに伸ばすほか、医薬品製造プロセスのウイルス除去などでの可能性を追求。新型コロナウイルス検査で普及が進む遺伝子検査は検査項目をコロナ以外にもさらに広げて事業機会を拡大する。神経再生を促す医療機器の米国展開なども含め開発および用途開拓を加速させ、2030年度には1000億円を狙えるポジションに立ちたい考え。続きは本紙で

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