東洋紡は、グループ横断で自動車用素材の拡販に拍車を掛ける。将来的な見込みを含めると、自動車向けとして扱う素材は10部署以上で合わせて100を超える。4月のモビリティソリューション本部の発足と同時に、同本部下にモビリティマーケティング戦略部を新設。各部署の自動車用途担当者を兼任で同戦略部に組み込んだ。横串を刺し、販売網や情報を共有、顧客の真のニーズをあぶり出す考えだ。拡販に加え、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)やMaaS(モビリティアズアサービス)などにも対応した技術や製品の提案にもつなげる。コロナ禍で事業環境が厳しいなか、2025年度自動車用素材全体の売上高目標1200億円達成に向けて全力を尽くす。続きは本紙で

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