東海カーボンはリチウムイオン2次電池(LiB)向け負極材事業の再構築を図る。同社の負極材事業は安価な中国品に押され、売り上げが最盛期の約半分にまで減少するなど厳しい状況にある。長坂一社長は17日の会見で「当社の焼成、黒鉛化技術は世界一で、これを今後も生かしていく。今はギブアップ(事業撤退)するつもりはない」と強調した。2021年以降にも現在開発中の次世代負極材を投入する計画で、同開発品の上市をテコに再成長を目指す。続きは本紙で

会見する長坂社長

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